電脳東京本店 -64ページ目

九段坂上





北の丸公園や千鳥が淵の早朝の散歩は気持ちがいい。


九段の坂を上がると靖国神社、
左に曲がってイギリス大使館、代官町...
歴史と権威に囲まれている。

何と言っても、目の前が皇居だ。


だからか、権威の権化のような人間も住みたがるのか。

この辺で、そのうち
ナベツネの散歩姿も見られるようになるのだろう。
近くの番町にもまだ日テレも一部残ってることだし。

近所の人とすれ違っても、オレの知らん奴とは
挨拶せん、とか言うのだろうか。



ところで、「ナベツネ」という語感に以前から
「常に鍋を囲んでいる人」とか、意味不明だが、
「鍋をツネってる人」とか、

そんな風にオレのイメージング回路が働いてしまうのは
やはり、彼の持つ癖のあるキャラに引っ張られているか。


 ....


そんなことは誰も思ってねえよ

という突っ込みが、地響きのように聞こえてきた感じがしたのは
気のせいだな。


田安門




昨日、中島らも氏の原作映画
「お父さんのバックドロップ」をお堀の中まで観に行った。

知人に誘われた時は、
「竜馬がゆく」も「人間の証明」も「八つ墓村」も
原作が一番だと思っているオレは、敢えて断っていた。

が、雨が降っていたので何だか観に行く気になった。



原作とは多少違っていたが、シンプルなストーリーを
それぞれいい味を出す役者たちが飽きさせずに見せてくれた。
1980年当時の雰囲気も上手く表現していた。

ラストにもう一捻りあると思ったが、それは続編を考えての
ことか、と思ったが。 続編は無いだろう。

ちきしょう、ラストは少し涙腺が緩んじまった。

いや、正直に言おう。
だいぶ緩んだ


中島氏本人は試写を観た後、

「たのむ。三分間でいい。客電をつけないでくれ」
 と思った。 溢れ出る涙で顔がぐしゃぐしゃになっていたからだ。


と語ったそうだ。



映画の帰り、車を停めた駐車場に近い田安門をくぐりたくなった。
春はここから眺める千鳥が淵の桜が好きだ。

中島氏本人もチョイ役で出演していた映画に
涙のバックドロップをくらっちまったぜ。


やはり雨の日でよかった。



葉山 1



今日は涼しい、いや、ベランダに出ると寒い。



昨日は、午後から晴れ間が出たので、
遅めの昼飯を葉山に行って食べた。

眺めのいいホテルと結構旨いラーメン屋がある。
後者はともかく、強い日差しに当たると海へ、海へと
誘われちまう。 



天気予報が悪かったせいか、134号も思った程の
混み具合ではなかった。

ルーフを開けて、稲村ガ崎を通過。
風はもう秋のものだが、束の間の太陽が気持ちいい。



途中、江ノ島でウィンドサーフィンショップ、というか、
ボード預かり所みたいなことをしている後輩の家を経由。
サンデッキでビールをやっぱり飲んじまった
帰りは礼美の運転だ。

都心へのアクセスと塩害を度外視すれば、こういう場所に
住むのもいいのだろう。 三日で飽きるかもしれないが。

サンダルもすぐ源平に買いに行けるのはいい。



イマジンスタジオ




お台場の間借りからニッポン放送が有楽町にまた戻ってきた。

そう、杮落としライブで桑田佳祐が放送禁止用語を連発した
スタジオもある。

始末書かと思いきや、
「よいではないか、アノ桑田さんが来てくれたのだから」
と、サンケイグループ乗りの大岡裁き。


ただ問題は、オノ・ヨーコのサインの横に、桑田が書いた

 クソババア

を消すかどうかだったらしい。


は?
それが問題か。

それも「よいではないかよいではないか」か。

サザンは好きだが、落書きは消せ。
まあ、また行くことがあれば確認してみるか。


見た人居たら、「こちらまでドシドシ情報お寄せください」


London 1




ロンドンはライブだ。
ピカデリーサーカス辺りにはチケットショップが沢山ある。

もう何年も行ってないが、
かの地に行けば、好きなアーティストのライブに行くのが日課になる。


最初に行ったのは夏だったせいもあるが、その頃で言えば、
Queen、The Who、Boomtown Rats、U2、Paul Young、Spandau Ballet、
Big Country、ついでに David Bowie まで毎日どこかでライブをしていた。
しかも、連中が日本に来た時のライブの半値どころではない値段の席もある。

うっそー

そのライブ情報をチケットショップで見た時は、
もう、興奮しまくり千代子だったぜ。

_| ̄|○



ま、ともかく行きまくり。
前日にしか買えなかった Queen は立ち見席だった。
しかし、それもまた一興。 会場の一体感は本田芸能やシミズオクトが
仕切ってる会場とは月とスッポンポンのポンだ。

当然、B&Bで知り合ったり、ライブで意気投合したロンドン娘とも
恋しまくり。



まさに、毎日が大きなタマネギ状態であった。



New York 2



とにかく、オリジナルのCATSを観ることにした。

浅利氏をよく知る人から、劇団四季が当時まさに命運を賭けて
上演したミュージカルだと以前から聞かされていたからだ。
あの公演はどうしてもやりたかったらしい。

しかし、あれがコケていたら、財政的に現在の四季は無かったらしい。
ほんとに。


日本で昨年観た「マンマ・ミーア」も良かった。

前田美波里が出ていた回だったからではない(彼女がCFデビュー
した時は結構好きだったことを白状しておこう)。
全体として良かった。
オリジナルの「マンマ・ミーア」も後から観た。

その結果、わかったのは、
四季は徹底的に本場のものを再現しているということだ。
カーテンコールの迫力はNew Yorkの方が少し上だったか。
ともかく、商売上手とよく言われる四季だが、それも
内容が伴えばこそだ。


当たり前の話だが。


New York 1




眠らない街、とシナトラも唄った。


ちなみに、
波田というギター弾きは New York が好きなので、
陽区という芸名にしたそうだ。



...あ、知ってた?

というか、


「んなこたぁ、とっくに知ってますからぁっ~!」 ?



残念!

_| ̄|○

いま野外教育でも



厳しい状況が続いている。
その運営母体の経営状況が、だ。


全国各地で展開されている野外教育のプログラムはボースカウト
やYMCAから、NPO、株式会社、自治体主管団体、有志の
集まり、町内会やPTA主催まで、星の数ほどあるが収支状況は
誠に厳しい。

自治体その他からの若干の助成金(があればまだいい方)なども
あるが、ほとんどは手弁当やボランティアで支えられているに
等しい。 

理由は簡単だ。 
教育の手法として、親から金をもらえるに値する(と判断される)
存在になり得ていないからだ。
何せ仕入れ値がタダである「自然」を場として使って、テントに
泊まって、カレーを作って食って、二泊三日で3万円、4万円
だったら
、払う側としては高くて引いてしまうだろう。

しかし、一日当たり数千円の参加料では、人件費と団体維持費
には程遠い。 そういうプログラムに大量の子供を受け入れ、
スタッフの数と質を落とし、月に何回も繰り返さなければ
持続可能な採算ラインに乗らないことは、暗算程度ですぐに
わかる。

しかも、週末や長期の休みなどのプログラム実施可能期間は
年間では実際は相当限られている。 これでは、良かれと思っても
続けられない団体も多いわけだ。


一方で、本当に優れたプログラムを提供している団体は経営的
にも成功している。 他団体からの妬みや僻みもあるようだが。

自然の素晴らしさは、教えるのではなく、感じ取り、学び取る方
が余程意味がある。

そこにキャンプディレクターやファシリテイターと言われる
企画、運営、進行役を務めるべき重要な人たちが居る。
居なければならない。 

そもそも性格も育った環境も異なるメンバーを引き連れ、自然
の中で目的を持ったプログラムを遂行するスキルというのは
本当は大変深いものがある。 米国では心理学や心療内科とも
リンクするような領域として認知され始めている。

天候や参加者の体調、精神状態、メンバー間の感情の動き等
も刻々と変化し、それらにどれだけ個別に対処しながら、
当初の目的を達成できるスキルを持ったスタッフではないと、
数日間で数万円を払う価値は無い。

単なる「キャンプ、楽しかったあ」体験は、家族で十分にできる。
野外教育というからには、支出する側も対価を求めるのは当然
だろう。 加えて、キャンプ主催者側もこれまでは、そもそも
キャンプなどで、利潤などを追求しない、し得ない、という
スタンスに立ってきた日本的伝統があるのかもしれない。

(米国のサマーキャンプは10兆円市場にまで成長しているが、
 あれは親も3カ月もの長い休みのうち1カ月位は子供の世話
 から開放されたい願望も相当寄与しているだろう)


いま経営環境が厳しいのも、結局はそういうファシリテイーション
スキルやコーチングスキルを、自然科学の専門領域にプラスして
修得している人材が、まだ日本には圧倒的に不足
していることに
起因する、とオレは思っている。
文科省が音頭をとって作られた人材(養成)登録団体であるCONEなど
の動きもあるが、日本の大学などにはそのような人材養成プログラム
を持っているところは聞いたことはない。


それでも最近では、ちゃんとしたプログラムには企業研修や一橋の
MBAクラスなども参加したり、登校拒否・引きこもり児童向けの
プログラムでも科学的に成果が立証され始めている。

未知の自然の中で課題解決していくチームワークの醸成。
山の中でバラバラに散り、一人で一晩を過ごす時間。
などなど(挙げ出せばキリがない)...
ともかく、自らを見つめ直すという意味でも大変評判らしい。

だから、バカ高い「夏の子供キャンプ」などというものもが
あったら、その効果(対価)が何か開示されている野外「教育」
と呼ぶに値するものであるのか、よく吟味されることをお奨めする。


ただ、ま、
そんな固いこと言わないで、自然の中で自由気ままに楽しめば
いいんじゃないか、という考えも上述のように勿論あり。
オレは専らそっちだから。 _| ̄|○



そうだ。
気球に乗ったことはある?
想像以上に楽しいぜ




西麻布で100万回



昨日は昼間っから、いや、正確には午前中から酒盛りをして、
夜、東京に戻ってきた。

Zを一旦ガレージに入れ、通称西麻布
http://www.doblog.com/weblog/myblog/12849/255115#255115で軽く一杯(では終わらなかったが)。


場所柄、結構居るな、知った顔が。

在京キー局のアナ。
左の薬指にリングがあるのに、妙にめかし込んだ
お嬢ちゃんと二人でいい感じだ。 用心しろよ、仕事の
打ち合わせには見えないぜ。

ちょっと前まではハゲタカファンドと言われた金融会社
の日本代表。 家族で円満そうだ。 資本主義のルールに
則っている以上ハゲタカも若貴も無いぜ。 _| ̄|○



...あ、

このブログ運営している会社の社長も、こういうトイレのある店で
嫁さん口説いてたのだろうか(トイレとの関係はよくわからんが)。


そして、翌朝。


「コーヒー炒れたよ、起きな恵


_| ̄|○


どこかで誰かが100万回言ってるのをやっちまった。



沖縄南部




ガキの頃の沖縄と言えば、離島しか頭に無かった。

潜りに行くのと静かな所に居たかったこともあり、
当時かなりバタ臭い国際通り(まだ車が右側通行だった)も
肌が合わなかった。


が、


結構イイじゃーん、沖縄本島

今年は、那覇に初めてステイしてみた。
なので、当然のように慶良間にも潜りに行ったが、
夜の那覇もなかなか垢抜けた店が多いのに驚いた。
また地元の人たちと飲むと長い。
沖縄の夜は長い。

ただ、本島と言うと、万座、ブセナ、カヌチャ、オクマ
と、名護周辺から北のスポットに目が行きがちだ。


が、


結構イイじゃーん、沖縄南部
こんなキレイで人も何故かほとんど居ないビーチがある。



いま来ている、東京から車で二時間の海は釣り用だ。
今日の釣果は30cm程度だが形のいい鯵や鯖も少々。
鯖はすぐに絞めて刺身だ。

くぅ~ 久々。
あ、よだれ。