Edinburgh から St Andrews まで | 電脳東京本店

Edinburgh から St Andrews まで


何かの拍子で、

ゴルフの聖地でゴルフをしようぜ、ということになった。




そうは言っても12時間の空の旅。


いやらしいほどフルフラットに近いリクライニングが可能となった

エグゼクティブシートに横たわり、到着地エディンバラでの夕食を

共にするCAを物色しようかなどという目論見は、


慇懃無礼な年増CAの巣窟となったエグゼクティブクラスを

平気で運行し続ける今は往時の面影すら無いお先真っ暗な

ナショナルキャリアのプライドも気配りも見られない低レベルの

サービスに脆くも崩れ、


オレは、旨くもないワインを水のように飲みながら、

「ターミネイター4」、「ワイルドスピードマックス」、「GOEMON」、

「天使と悪魔」をしっかりと観ていた。



なんだか、

妙に長い修飾句と体制側に批判的な書き出しで、田中康男の

PG日記のような書き出しになってしまった。


しかし、許せ。

オレは知らず知らずのうちにテンションが上がりまくっていたのだ。








ということで、




やって来ました、

セントアンドリュース!

Old Course が目の前にある Old Course Hotel に陣取り、

コースを攻略することとした。



部屋でパッケージを解き、シャワーを浴びた。

バスローブを着てBBC World News で今週の天気予報を

見ているうちに、気分はすっかりゴルフだけに向かっていった。



まずは、明日の午後ラウンドと時差ぼけ解消のために

練習でもして体をほぐそう。








さすが、4大メジャー開催地のドライビングレンジだ。



電脳東京本店-ゴルフに対する考え方が変わる




完全個室!?_| ̄|○


そして、各クラブメーカー専用ブースが常設されている。

当然、トーナメント中はここで毎日クラブの微調整が繰り

返されるに違いない。


しかし、普段は近所のおっさんや、ジュニアで結構賑わっている。

恵まれてんなー、おまえら。


ジェラシーはあるが、日本のゴルフ事情を一概に卑下する

気持ちも起きなかった。


歴史が違う。まだまだ日本は発展途上だ。

その環境の良さも悪さもある。「聖地」と比べても仕方ないぜ。


この練習とイングリッシュパブのおかげで、その夜はぐっすり眠れた。

きっといい夢を見ていただろう。









電脳東京本店-決戦の朝



6時には覚める。

いよいよセントアンドリュースでラウンド初日である。




午前中はまず腕試し。

Old Course に隣接した Jubilee Course を回る。




何が腕試しだよ。

スッゲー 緊張してるー!







電脳東京本店-ブッシュの威圧感が違う



3番ウッドにするかドライバーにするか悩んだ記憶があるが、

ここまで来たらままよとばかりにドライバーを握った記憶もある。


記憶が定かではない_| ̄|○


とりあえず230ヤード過ぎ地点の左ラフに行った模様。



上出来。







結局、90叩いたものの強烈なラフに、よくぞ途中で

切れなかったものだと自分を誉めながらランチを食う。


朝イチに比べると、オレはかなり平常心に戻っていた。

むふ。